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2018.05.10ブログ
【グローバルマクロ ニュース Vol.3】2018年の経済見通し!

2008年のリーマンショックで世界経済は存続の瀬戸際へと追いやられました。
それを受けたFRBによる大規模金融緩和により、2009年以降の世界経済は一命を取り留めました。
その後、米国経済は10年近い景気回復と拡大を見せています。
全ての物事にサイクルが存在するとすれば、今後景気が一段と改善するか、悪化に向かうのかと考えた時、
後者だと考えるのは自然だと思います。
米国、欧州、日本の中央銀行は大規模な金融緩和を行いましたが、インフレ率が2%の目標に到達しないことから、
テーパリング(金融緩和の縮小)や引き締めが遅れる事になりました。
その結果、懸念されるのは”バブルの崩壊”と”危機に対する脆弱性”です。

現在の市場では、大規模なバブルは観測されていないといわれています。
ですが、いつの時代もバブルは終わったから気付くもので、
バブルの最中に「バブルが起きている」という人はいないものです。
米国では景気回復と低金利という両立し得ない2つの要素が共存しています。
そして、景気がよいためFRBは利上げをしていますが、
長期金利が上昇しないという現象が発生しています。
これはイールドカーブのフラットニングと呼ばれ、
景気後退のシグナルであることが過去の例から確認されています。
そして、上昇しない長期金利により結果的に引き起こされているのがハイテクブームなのです。
アメリカのハイテク株を代表するナスダック指数はITバブル以来の活況を見せています。
世界各地でバブルだといえる現象が起きています。
仮想通貨市場では、価値を測定できない仮想の通貨にお金が流れ込み、
仮想通貨の種類によっては数日で2倍の上昇という値動きを見せるものもあります。
価値を測定できず、「上がるから買う」という理由での投機的は、まさにバブルそのものです。
日本の不動産市場においても海外からの資金流入などから高層マンションの需要が旺盛で、
建築ラッシュが起きています。終わらない宴はありませんし、
終焉が近づいているのは紛れもない事実であるように思われます。

2008年のリーマンショックにより、世界中の中央銀行が金融緩和を行いました。
確かに効果はあったのですが、金融緩和を縮小するテーパリングのタイミングが遅すぎたといわれています。
各国中央銀行はインフレ率の目標を2%に定め、2%への到達を金融緩和縮小のための条件としていました。
ですが、いつまで経ってもインフレ率は2%に到達することはなく、
気が付けば景気拡大も後半に差し掛かっていたのです。
そこで、各国中央銀行は慌ててバランスシートの縮小や利上げに舵を切りました。
ですが、景気拡大末期での金融引き締めは景気悪化を招くといわれており、
今後の利上げペースによっては景気悪化を招く可能性が高いのです。

そして、景気後退と同じく深刻なのが「危機に対する脆弱性」です。
金融引き締めが後ずれしたことにより、金融政策の打ち手が限られてしまっています。
例えば、現在のFF金利は1.5%に過ぎませんから、
今後の引き下げ余地は1.5%分しかない事になります。
日本において状況はさらに深刻です。日銀は金融引き締めを行うどころか、
金融緩和の終了にさえ着手できていません。
つまり、何らかの危機が起きても金融政策で対応することは出来ないのです。
つまり、次の景気後退で日銀が行える政策は無いに等しく、
日本が一人負けするシナリオが濃厚なのです。
このような状況を踏まえ、今のうちから危機に備える必要があります。
株式や債券、為替といった伝統的な金融商品は全てが連動しているため、
リスクには脆いのです。
既存の伝統的な金融商品とは連動することなく、異なった価値を持ち、
異なる値動きを見せるものへ投資する必要があります。
危機の時、人々が拠り所にするのは裏付けであるため、資金は実物資産へと流れます。
金は危機時に上昇する資産の際たる例です。
「危機=金買い」という公式は投資家のDNAの奥深くに刻まれています。
金の価格は2000年から上昇を開始し、2011年に天井をうち、
その後は高値圏で横いで推移しています。
ですが、最近になって金は強い値動きを見せています。
米国の長期金利が上昇しないことに加えて、危機に備えた動きが一部で見られるようです。
実物資産には金だけでなく色々な投資対象を加える方が安全性の面でも、
分散効果を得る為にも好ましいでしょう。
そして、価格が安定しており、今後の値上がりが見込まれる商品が投資対象として魅力的です。
アンティークコインは2018年の危うい世界経済の中でも、しっかりと投資家を守り、
値上がりを期待できる投資対象でしょう。
一枚の価格が手軽で、数万円からはじめることもできます。安定的に上昇して値崩れしにくい点も魅力です。
多くのコレクターは一度コインを購入した後は再度コインを手放すことが少ないため、需給面からも安定化があります。
2018年の経済投資対象だけでなく地政学リスクへの備えにもなります。
有事の際にアンティークコインをポケットに入れて持ち運べば、世界のどこの国でも換金することができます。
有事の危機が起こらなくとも、アンティークコインは芸術品としての機能も兼ね備えていますから、
飾って眺めるという楽しみ方もできます。

アンティークコインは何世紀も昔から人々に仕え、人々を魅了してきました。
2018年もそして、これから先もアンティークコインの魅力が失われることはないでしょう。
【グローバルマクロアナリスト サク】






















イギリスコイン






























