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2018.06.04ブログ
【グローバルマクロ ニュース Vol.7】アンティークコイン市場は有利な釣り場

この世界では、他人と同じことをしていても同じ結果しか出ません。
それは事業においても投資においても同様です。
世界大恐慌の最中に株式を買い集めた投資家の話は有名です。
株式が紙切れになり、世界中がパニックに陥っている時、
色々な企業の株式を少しずつ買い集めた「とある投資家」は後に大金持ちになりました。
株式の世界では、これくらい極端なことをしなければ大きく儲けることは難しいのです。
世界には様々な投資対象がありますが、株式は正直高いように思います。
アメリカ株は企業収益に対して高い値付けがされていますし、日本株も来期の増益は主に為替要因によるものです。
なにせ2009年移行、米国の景気拡大は8年続いています。
今後「さらなる拡大」を見せるのか、そろそろ「収縮」するのかと考えた時、
後者が起こる可能性の方が高いと考えるのが自然でしょう。
世界の全てのものにはサイクルが存在し、永遠に続くものはないからです。
戦う場所として株式市場は時期が余りにも悪すぎます。

それは今流行りの仮想通貨市場においても同様です。
仮想通貨は、世界的な金融緩和の副作用の金余りから今ではバブルとなっています。
実際の価値が分からないにも関わらず、「上がるから買う」、
「リターンを取りたいから買う」という、単純な行動により値上がりしています。
それは、価値の分からないチューリップに群がった数世紀前の投機家の姿と重なるものがあります。
ビジネスでも投資でも、誰も目をつけていないところに機会があるのです。
今、スタンダードになっている市場は過剰な資金流入により、割高な値付けがされています。
また、多くの参加者が存在しているため、それだけに競争が厳しいのです。
2008年に終わりを迎える米国の住宅バブルでは、住宅バブル崩壊を見越し、大儲けした人がいました。
映画「Big Short」で描かれているような、大衆の逆を読み、見事に相場の天井を当てた人たちです。
ですが、そうした人は世界でも数人しかおらず、それ故に映画になっているとも考えられます。
また、複雑な金融派生商品を取り扱うため、難易度の高い金融や数学の知識が必要だったのです。
ここまで見てきましたように、競争の激しい市場で大きなリターンを上げるためには、高い能力が必要とされます。
ですが、「競争が存在しない世界」、さらに言えば
「まだ誰も目をつけていない市場」は有利な「釣り場」だということができます。
何も競争の激しいところで釣りをせずとも、誰もいない場所で釣りをすれば、沢山の収穫があるというのは自明です。
こうした視点で投資対象を選ぶと、競争が少なく、従って少ない知識量でも勝てる場所を選ぶことができます。

そうした市場の一例にアンティークコインがあります。
アンティークコインは日本国内では1万人程度のコレクターが存在していると言われます。
一方の米国では150万人といわれており、人口比で考えると日本のコレクターの少なさに驚きます。
日本の人口は1.3億人ですから国民の0.007%が、米国の人口3.2億人ですから0.46%となり、
その差は65倍に上ります。海外ではスタンダードなアンティークコイン投資も、
日本ではまだまだこれからだといえるでしょう。
日本人の特性として、「誰かが始めると皆が同じ行動を取る」というものがあります。
「赤信号皆で渡れば怖くない」とでも言いましょうか、それがどんな行動であろうとも、
皆が行動していれば自分もついて行かないと不安なのです。
金融市場においても日本人の特性がよく現れています。
仮想通貨では、2016年までは中国人がメインのプレイヤーでしたが、
2017年は日本人が一気に参入し、日本人が主力のプレイヤ―となりました。
アンティークコインは日本では「まだまだこれから」の市場です。
ですが、将来的に受け入れられることは、海外の動向を見れば分かります。つまり、皆が参加しておらず、
これから参加してくるであろう「有利な釣り場」なのです。
市場価格は需要と供給の法則で決まります。
市場に出回っているコインの数量は一定であり、時間の経過とともに減少します。
新規参入と共に需要量が増加すれば、価格が上昇するでしょう。
投資においても人生においても、最初の少しの決断が後になって大きな違いをもたらします。
参加者が本格的に増加する前に参加することで、「先行的な優位性」を獲得することができるのです。






















イギリスコイン






























