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2021.10.02スタッフブログ
【特別コラム】今なお世界に評価されているダイアナ妃の慈善活動をご紹介
ご挨拶
皆様こんにちは。
イギリスコイン専門店、コインパレスの室田でございます。
本日はダイアナ妃の生誕60周年と新作コインの発売を記念し、特集をお届けいたします。
テーマは「今なお世界に評価されているダイアナ妃の慈善活動」
どうぞお楽しみくださいませ。
ダイアナ妃の慈善活動家としての側面
1981年7月29日にロンドンのセントポール大聖堂で行われた世紀の挙式以降、絶世の美貌とファッションセンスによって注目され、世界中の人々に愛されて続けているダイアナ元英国皇太子妃。
しかし英国内でダイアナ妃が愛されている理由はそれだけに留まらず、「慈善活動家」としての社会に対する生前の献身こそがその評価の最大の理由として挙げられています。
生前の元妃の精力的な活動は全世界的規模のもので、1997年の突然の事故によってこの世を去る直前まで継続されました。
本年2021年7月1日に生誕60周年を迎えたダイアナ元妃ですが、生前にも増してその圧倒的存在感はクローズアップされ、特に生涯にわたって支援を続けた夥しい数の公務と活動に対する元妃の貢献は鮮明に記憶されています。
生前の元妃が世界に与えた影響は大きく、王室の一員でありながらも一般市民と関わる機会が多かったことから「人々のプリンセス」と称され、その枠にとらわれない幅広い活動を通じて親しまれていました。
ダイアナ妃の慈善活動1:反地雷活動
メディア上での過剰な、時に露出的な報道によってセレブリティーとしてのイメージが先行していたダイアナ元妃ですが、その印象を一新する視覚的にも強いインパクトを世界に与えたある一つの映像が忘れられません。
それは反地雷活動の一環として制作されたBBCのドキュメンタリーに元妃が出演した時のことでした。
1997年にアンゴラを電撃訪問した元妃は実際に地雷が撤去されたばかりの空き地を私服姿で歩いてみせ、その気高い姿を全世界に映し出した瞬間の感動でした。
ダイアナ妃の慈善活動2:HIV・エイズに関する活動
また1980年代に世界を震撼させたHIV・エイズに対する誤った認識に一石を投じたのも、ダイアナ元妃の勇気ある積極性と患者に対する限りない愛情でした。
1987年4月、元妃がエイズ患者を収容するイギリス初の病院を初訪問した時のことでした。
手袋を着用せずにHIV陽性の患者と直接握手をした写真が世界各地で報道され、それまで常識とされていた「HIV・エイズは触れただけで感染する」という誤った認識を正すきっかけを作ります。
ダイアナ妃の慈善活動3:芸術活動への支援
ダイアナ元妃はまた芸術の熱心な支持者としても知られていました。
数多くの芸術ジャンルの中でも特にダンスを愛好し、離婚後に公務の遂行が必要ではなくなった後も、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団のパトロンとしての支援を続けました。
少女時代にバレリーナを夢見たダイアナ・スペンサーは、英国皇太子妃からレディー・ダイアナとなった後もバレエ芸術への情熱を捨てることは決してなかったということを証明する感動的なエピソードです。
改めましてダイアナ元英国皇太子妃の生前の社会貢献に最大級の賛辞を贈ると共に、その記念すべき生誕60周年に対し衷心からの祝意を捧げたいとの思いを新たにした次第であります。
2021アセンション島ダイアナ妃生誕60周年記念コイン 大好評 予約受付中
※画像は1999年発行ダイアナ妃追悼記念5ポンド金貨69グレードの価格推移表です。
ご参考までにご活用くださいませ。
1999年に発売されたダイアナ妃コインの価格上昇が著しく、またダイアナ妃関連のイベントが世界中でおこなわれている中での今回の新作の発表でございます。
また、今回のコインはダイアナ妃デザインの中では珍しく、目を閉じ伏し目がちで生前のダイアナ妃そのもののような上品な印象が特徴的です。
現在、発送は10月上旬以降を予定しております。
また海外受注生産の為、ご予約・ご注文後のキャンセルは致しかねます。
あらかじめご了承ください。
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