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ご挨拶

皆様こんにちは。

イギリスコイン専門店、コインパレスの室田でございます。

今年もいよいよ残り２か月となり、神戸の街ではクリスマスのデコレーションが見られつつあります。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

本日は、11月6日（土）より開催予定のイベント、英国王室誕生祭をご案内申し上げます。

毎回歴代イギリス国王の誕生日に合わせて開催し、イギリスや神戸にちなんだプレゼントをご用意する当企画。

今回のコラムでは、対象である５人の歴代王族の魅力や、気になるプレゼントをご紹介いたします。

 

 

1841年11月9日生まれ エドワード7世とは？

引用：Royal UK

今回は歴史上に燦然と輝く4人の国王とチャールズ皇太子、と11月に誕生日を迎える5人の王族の存在と偉大なる功績を讃えて、格別の機会を設ける運びとなりました。

当月9日にはエドワード7世とジョージ2世の誕生日を同日に迎え、さらに14日にはチャールズ皇太子とウィリアム3世の誕生日を同時に迎えます。

母ヴィクトリア女王の治世が63年間と余りにも長期に及んだため、59歳にして英国王座を継承した国王として知られているエドワード7世。

その僅か9年間の治世は、ヴィクトリア期の厳格な風潮への反動からか「束の間の華のような時代」として英国民に記憶されています。

「エドワード朝」と称される王の治世は、さわやかな初夏の午後のガーデンパーティーに例えられることもあるほど、短いながらも象徴的な時代でした。

 

 

1683年11月9日生まれ ジョージ2世とは？

引用：Royal UK

迫りくる大英帝国の黄昏を目前に、王室を支え、ヨーロッパのピースメーカーとして活躍した王の功績は、英国にとっての永遠の遺産です。

実際の戦に参加した史上最後の英国王として名を残す、イングランドのハノーヴァー朝第二代国王ジョージ2世。

その華麗なる治世の始まりを告げる戴冠式の場において、当代随一の作曲家ヘンデルの作曲による「司祭ザドク」を始めとする大規模な「戴冠式アンセム」が当日、歴史的な初演を迎えます。

会場のウェストミンスター寺院の高い天井に響き渡るヘンデルの気高い音楽こそが、公明正大なる王の治世と王室の未来永劫の安泰を暗示していたのかもしれません。

 

ジョージ2世のコイン

 

 

1948年11月14日生まれ チャールズ皇太子とは？

引用：Royal UK

1981年7月29日にセント・ポール大聖堂で挙行されたチャールズ皇太子とダイアナ元妃の世紀の大婚は、英国史上最も豪華絢爛たる儀式として全世界の観衆に深い感動を与えました。

その後の元妃の悲痛な最期を乗り越えて、現在、チャールズ皇太子は公務とビジネスの両面において縦横無尽に活躍しています。

「プリンス・トラスト」の主催者を務める皇太子は、この活動を通じて若者の自立を支援する重要な社会的責務を担っていることでも知られています。

また、父フィリップ殿下から受け継いだ環境問題に関する積極的な態度は、自身の私的な不動産であるコーンウォール領や別荘地ハイグローブでの有機農法の実践によって結実しています。

 

チャールズ皇太子のコイン

 

 

1650年11月14日生まれ ウィリアム3世とは？

引用：Royal UK

オランダの王族ながらイングランド王位を継承し、名誉革命によって失脚したカトリック王ジェームズ2世をフランスへ追放し、英国に再び栄光をもたらし、英国国教会の権威を復活させたウィリアム3世の輝かしい実績は計り知れません。

妻メアリー2世との共同統治を実現し、立憲君主制を確立した国王としても知られています。夫妻を描いた絵画は数多く残っていますが、その愛情あふれる描写は夫婦愛の極致として、在世当時から今日に至るまで敬愛の対象となっています。

 

ウィリアム3世のコイン

 

 

1600年11月19日生まれ チャールズ1世とは？

引用：Royal UK

イングランド王チャールズ1世の人生ほど受難という言葉が当てはまるものは史上類を見ないのではないでしょうか。

絶対王政の信奉者であったため議会との対立を深め、ついには公開処刑に処せられることになる王の悲痛な人生は、後に実子チャールズ2世の王制復古によって晴れて報われることになります。

いかにクロムウェル率いる共和制がイングランドの実情にそぐわないものであったかを、王はその死によって証明して見せたのではないでしょうか。

英国の恩人であるチャールズ1世もまた当月誕生日を迎える国王の一人です。

 

 

今回のプレゼントは…

上記5人の王族の誕生祭を当月に迎えられることは、コインパレスにとってこの上ない喜びです。

この11月の誕生祭を記念して、コインパレスではコインをお買い上げのお客様に特別のプレゼントをご用意させて頂いております。

ロンドン一ファッショナブルなエリアとして知られているコヴェントガーデンの北側に位置するニールズ・ヤードは、自然を愛するイギリスの風土を伝える数々のショップや隠れ家的カフェの所在によってロンドン市民の憩いの場として知られています。

1981年の創業以来、敷地内に本店を構え、イギリスを代表するナチュラルコスメとアロマセラピー商品の草分けとして地球規模での普及を展開し続ける「ニールズヤード・レメディーズ」の人気商品「ワイルドローズ・ハンドクリーム」が、今回の対象ギフトです。