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2014.06.05アンティークコイン
『ウナ&ライオン』人気の理由とは?
アンティークコインを集めてしまう2つの理由とは
① 資産防衛のための「実物資産」
アンティークコインを収集する殆どの人は、数々の金融商品で失敗をしたので「資産保全の為」、
もしくは資産保全にもなり、なおかつデザイン性が良く、ついつい魅入ってしまうから・・・
こんなところでしょうか。
私も両方の理由から収集が始まりました。
数々手に入れたコインの中で『最も気に入った物』
これだけは『どんな事があっても譲らないという物』があるでしょうか。
もしかすると、キャビネットの奥にしまいこんでいて、忘れているものかもしれませんし、
折に触れ眺め入っているのかもしれません。
それはどんな金貨でしょう
いや金貨に限らず、銀貨かもしれませんし、
銅貨かも、アルミでできたコインかもしれません。
10万円、30万円、100万円、300万円…
それらの入手価格は様々でしょう。
仮に100万円だとした場合、
そのコインを他人から売ってくれと言われたら、あなたは幾らで売るのでしょう。
110万円?、130万円?、150万円?
いやいや、そんな価格では売れませんよ。
「この金貨だけは~」
『虎の子』ほどのお気に入りのものでしたら、
どうやって入手したのか記憶に残っているのではないでしょうか。
この1枚のコインとのドラマ(出会い)が、記憶に鮮明に残っているのではないでしょうか。
では、200万円?、300万円?、500万円?
「幾らお金を積まれても、絶対に手放さない」
しかしどうでしょう、100万円の物が2倍、3倍、5倍の価格になれば
少し心が動くのではないでしょうか?
手放したくないと思う物(コイン)程、
手に入れた時の苦労はひとしおで、
だから易々と手放せないのが人の性分でしょう。
② ”世界で最も美しい”から、資産保全は二の次でいい!
そういう思いをオーナーに持ち続けられたコインが
世界の名品の中に多数あります。
だから世界の名品は、日の目を見る事が出来ないのです。
その名品の中の一つ『ウナ&ライオン』
”世界で最も美しい金貨”の異名を持つこのコインも、
20年も昔なら、百万円の束がいくつかあれば手に入れる事ができたのですが
今や一体いくつ積めばいいのやら、
20束近く準備しなければならなくなっています。
物価が高騰しているから等の問題だけではありません。
今申した通り、愛着を注ぎに注いだオーナーが手放さないのです。
オークションで高鳴る心臓で全身に汗をかきながら、
やっとの思いで強豪に競り勝ち、手に入れた人が殆どでしょう。
それだけ心身共に疲労困憊の末に手に入れた物だから
余程の事がない限り手放さないのです。
それが人間の心なのです。
だから500万円で手に入れた人は1000万、
1500万になるのを待ち続け
1000万で手に入れた人は2000万になる迄持ち続けるのです。
この心理が解るでしょうか。
これが理解できない人は、
未だ『最高の1枚』に出逢っていない方でしょう。
之ほどの大物コインを手に入れる事の出来る人は
余程の経済力の持ち主ですから、お金に困って換金するという事がまずありません。
ですから、わずか発行枚数400枚と言われるこの5ポンド金貨が
1枚、また1枚と世に出る頃には、
入手価格の数倍になった時
それまでは、じっと出番を待っています。
そうして、また1枚、また1枚と、相場が2倍~3倍になったのを見計らって
オーナーのもとから別のオーナーへと巣立っていくのです。
400枚全てではないですが、多くのコインがそうして自分の巣立ちの日を待っています。
何か特別な事をする訳でもないのに、
発行枚数が少ないが故に、その回転率が上がり
自然と相場が上書き更新され、レコードプライスとなっていきます。
★あなたはどちらのコインが欲しいでしょう
「30年かけて2倍の価値になるコイン」と「3年で2倍の価値になるコイン」
当然の事ながら後者です。
『ウナ&ライオン』5ポンド金貨が何故人気なのか?
それは
『持つだけで、値上がりするスピードが速いからに他なりません』