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2017.11.28アンティークコイン
一生に一度は訪れてほしい、美しすぎる水の都、ヴェネツィア
駅を出るとそこは異世界だった
弊社のエージェントの1人、Kayoさんから海外渡航記の投稿(第6回目)です
存分に楽しく充実した旅を堪能されているKayoさんの日々をご覧ください
「イタリアはどこに行っても絵になるよ。」
知人のその言葉を胸に、意気揚々とドイツより飛行機で降り立ったイタリアのヴェネツィア。
しかし、空港から水の都ヴェネツィアにたどり着くまで、私の心はざわついていた。
なんだかヴェネツィアって・・・
「イタリアは美しい」その前評判があったからか、空港から駅へ向かうバスの中、私が見る景色は”言うほど綺麗じゃないな”というものだった。
どことなく寂びれた街、昔は流行っていたであろう小さい商店街、ただただ続く畑。
「イタリアって、こんなものかぁ・・・」私が抱いていた”陽気なイタリア人の面影は全くなく、通りには人も少なく静まり返っている。
30分バスに揺られ、ヴェネツィア中心部の1つ手前の駅「メストレ駅」に着くも、街並みは変わらない。
ホテルを探そうとするも、道を聞ける歩行者がいない。
結局30分歩いてようやくホテルに着き、チェックイン。
「もう、ヴェネツィア観光はしなくていいかな」というほどの意気消沈。
「いやいや、それでも行こう」というパートナーの支えで、また駅に行く。
ヴェネツィアの中心街は電車でたった一駅の10分。本当に隣の駅に観光名所があるとは思えない。
そう思いながらヴェネツィア中心部の島に渡る細く長い橋をひたすら電車で走る。
ついた!
そしてヴェネツィア中心部の「サンタ・ルチア駅」に着くも、なんだか駅も寂れた模様。
とにかく外に出るしかないと思い、歩く。一旦広場みたいな場所に出るも、ガランとしていてもの哀しげ。
「まさか、ここが、サン・マルコ広場か!?」と、半ば本気の冗談を言う。
そこからまたズンズン歩き、広場を出る。
そして小さな石の門をくぐった瞬間、

わわわ、急に広がった!異世界!!
いや、絵じゃない、絵みたいだけど本物だ。本物の建物だ。
船に乗っている人も生きている人間だ。
映画みたいだが、現実だ。まるでトリックアートみたいだ。
私たちは時代をタイムスリップしてきたのではなかろうか!?
私は思わず、「ウオォォォーーー!!」と叫んだ。こんな世界が現実にあるのか!?
水の都、”ヴェネツィア”
と、いうことで「ヴェネツィアは美しい」この一言に限ります。
これまで私が見た絶景の中で、叫ぶほど美しかったのは、アメリカのグランドキャニオンとイタリアのヴェネツィア、この2つになりました。
ヴェネツィアの街は本当に絵に描いたようで、とても幻想的。
一体なぜこんなにもおとぎ話のような街になったのでしょうか?不思議でしたので、その謎を探っていきます。
道路がないヴェネツィア
私がヴェネツィアの街を歩いていた時、どことなく違和感がありました。
「まるで、ディスニーランドとかのテーマパークみたい」という印象。
なぜでしょう?それは、「道路がないから」です。
実はヴェネツィアには車もバスも電車も走っていません。
自転車でさえ禁止です。そのため移動はもっぱら徒歩か船になります。
足腰の弱い方はゴンドラに乗ってヴェネツィアをクルーズするプランが人気です。
水の都ですからゴンドラで街の隅々まで見ることができるのす。

物売りがいないヴェネツィア
本土からヴェネツィアの島に渡るには、電車か船でしか行けません。
そうなると、しつこい物売りなどもわざわざ電車でヴェネツィアまで渡ってきませんから、静かに観光できるというわけです。
現実的でないヴェネツィア
”水の都”と呼ばれるほど、やはりヴェネツィアは水と隣り合わせです。
しかもその水位は上がってきており、「家のドアと川の水位がスレスレ」の、ありえない扉を持つ家が多々あります。
さらに度々洪水も起こり、街全体が水に沈むことも。ここで暮らしていくには相当な覚悟が必要なようです。

人口密度が高いヴェネツィア
ヴェネツィアは小さな島ですが、その美しさから観光客に絶大な人気があります。
そうなると数万人の観光客が一気にヴェネツィアに渡り、島は人で溢れかえっています。
ヴェネツィアの水位が上がっているのも、もしかしたら人間が多すぎて地盤沈下しているのではと思うくらいです。
常に賑わいを見せるヴェネツィア、夜も光輝きます。

ヨーロッパらしい歴史を持つヴェネツィア
では、なぜ世界中から観光客を引き寄せるヴェネツィアは、ここまで美しいのでしょうか?島だったため、戦争の被害を全く受けなかったのでしょうか?
いいえ、実はヴェネツィアは何度か戦場となった歴史を持ちます。
それなのになぜ昔の建築物が残っているのでしょうか?
ヴェネツィアの始まりは5世紀から。ゲルマン人の移動で、避難してきたイタリア人がヴェネツィアに流れ込んできました。
さらに400年後、隣国からの侵入から逃げるため今のヴェネツィアの島にイタリア人が移りました。
それからヴェネツィアは島独自の芸術や文化を築き上げてきました。
しかし18世紀になれば幾度となく隣国との覇権争いに巻き込まれます。
その際ヴェネツィアも征服されたのですが、
その時征服した軍が「たとえ戦争で征服しても、美しい街はそのまま残しておこう」
という粋な考えでヴェネツィアの街を保存したことで、今になっても美しさを失わない都になったと言われています。
建築物もそうですが、絵画やワインやコインだって、ヨーロッパ人は「美しいものは残しておこう」という感覚があります。
「長い目で楽しむ」心のゆとりを、私も持ちたいものです。

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